2016/10/19

乳がんになったら治療は?知っておきたい5つのステージ別の治療法

乳がんになったら治療は?知っておきたい5つのステージ別の治療法

乳がんは病状ごとにステージが5つに別れていて、ステージごとに選択できる治療法も決められているのです。

そこで今回は、5つのステージ別の乳がんの治療法について紹介していきたいと思います。

治療方針を決めるときも治療法がわかっていれば話もすすめやすくなりますし、ゆとりをもって治療ができるように大まかな流れについて確認しておきましょう。

乳がんのステージって何?という人は、「乳がんとは?知っておきたい乳がんの5つのステージとその症状」を参考にしてみてください。

 

乳がんの治療法の決め方とは?

乳がんの治療法の決め方とは?

乳がんの治療は手術や放射線治療、薬物治療の中から患者さんの状態に合わせた治療法を選択し、それぞれの治療法を組み合わせて治療が行われていきます。

治療法を決めるうえで医師は乳がんの進行具合はどの程度か、どのようなタイプの乳がんかなど個人の乳がんの病状についてたくさんの情報を収集していきます。
そして、この情報に基づいて患者さんと相談しながら、最も最適な治療法を決めていくのです。

今回は、乳がんが発覚したときのステージごとに用意されている一般的な治療法について紹介していきたいと思います。

 

乳がんの5つのステージごとの治療方法

① 乳がんステージ0~1の治療法

乳がんステージ0~1の治療法

まだ乳がんの進行が浅いステージ0やステージ1の場合には、第一に「手術」が選択されるでしょう。

乳がんを治すためには、手術でがん細胞を全て取り除くことが最も確実でシンプルな方法なのです。
早い段階で乳がんを発見できれば、多くの場合が手術をすることで病巣をきれいに取り除くことができるのです。

また、乳がんの種類によってはメスを入れることなく病巣を切除する「内視鏡的治療」が行える場合もあります。
内視鏡的手術は、外科手術と比べると患者さんの身体への負担も少ないという特徴があります。

 

② 乳がんステージ2~3の治療法

乳がんステージ2~3の治療法

ステージ2や3になると、乳がんの種類や、その状況によって治療法の選択肢の範囲も広がります。
一般的に手術ができる状態であれば、最優先で手術を行うことが基本になっています。

ただし、ステージ2や3は病巣がある程度深く広がっている段階になるので、手術で摂り切れなかったがん細胞を叩くために術後に放射線治療や化学治療を追加することが多くなっているのです。
このような治療法を術後化学療法と言います。

また、乳がんが発覚した時点ですでに手術ができないような場合だと、術前化学療法と言って事前に化学治療などで腫瘍を縮ませてから手術を行うこともあるのです。

いずれの場合でも、ステージ3までは何かしらの方法で手術を行うことを治療の目標としているのです。

 

③ 乳がんステージ4の治療法

乳がんステージ4の治療法

ステージ4は他の臓器にもがんが転移しているということで、治療の難易度も高くなります。
複数の臓器にがんが転移しているとなると、どこか1ヶ所だけの腫瘍を手術で切除しても生存期間を大幅に伸ばすことはできません。

そのため、ステージ4になると手術を行わないことがほとんどなのです。
ただし、もともとの病巣と転移先の病巣がどちらも安全かつ確実に切除できる場合には、ごくまれにステージ4でも手術を行う場合があります。

 

手術前の治療法

一般的に抗がん剤治療が中心となって治療が進められていきます。
抗がん剤治療は、手術や放射線治療などの局所治療とは違って、血液を通して全身に薬を届けることができるので、がん細胞が複数の場所に転移していても効果が期待できるからです。

また、抗がん剤はがん細胞の増殖を抑えることができるので、乳がんを進行させないという意味でも効果的な治療法となるでしょう。

抗がん剤を使うだけで乳がんを完治させるのは難しいというのが現状ではありますが、抗がん剤が効果的に働いてうまく腫瘍が小さくなればその後で手術ができる可能性も見えてきます。

 

手術をしない場合の治療法

すでに乳がんが末期的な状態になっていたり、高齢者の方で手術にのぞむ体力が十分にない場合には無理に化学治療を行うことはせず、乳がんの緩和ケアを優先させる場合があります。

モルヒネをはじめとした鎮痛剤を投与したり、酸素治療などさまさまな角度からケアを行いながら患者さんが最後まで自分らしく過ごせる環境づくりをしていくのです。

 

再発予防の治療法

手術によりがん細胞が取り除けた場合にも、乳がんの再発予防のために薬物治療や術後補助療法、免疫療法という3つの術後補助治療法が用意されています。

再発を予防するうえでは、もちろん治療による副作用は少ない方が良いと考えられています。
特に免疫療法の活性化自己リンパ球療法は、副作用が非常に少ない再発予防の治療法だと言われています。

他の再発予防の治療法にもそれぞれ特徴があるので、再発予防の治療法に取り組むときにも専門医と積極的に話をして治療法を決めていくことが大切です。

 

 

おわりに

乳がんは早い段階で発見することができれば手術を行うことで治癒できる可能性が十分にあります。
しかし、普通に生活している限りでは乳がんの発症に気づけないこともあるのです。

発症に気づけなければ乳がんはどんどん進行していくばかりですから、早期発見するためにも定期的に乳がん検診を受けることをおすすめします。

特に乳がんは女性なら誰でも起こるうるガンだと言われているので、乳がん検診をすることで早期発見・治療へと役立てていきましょう。

乳がん検診をすることで早期発見・治療へと役立てていきましょう。

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