2017/02/10

肥満症に効くお薬とは?効果的な7つのお薬と、その効果・副作用まとめ

肥満症に効くお薬とは?効果的な7つのお薬と、その効果・副作用まとめ

肥満症の治療は、食事療法や運動療法は肥満症治療の基本となります。
些細なことでも毎日続けることで減量効果を実感できるようになるのですが、さらに減量効果を高めるためにお薬を使用している方も多く、サポートとして取り入れることで相乗効果を期待することができるのです。

そこで今回は肥満症に効果的な7つのお薬とその効果・副作用について紹介していきたいと思います。

肥満症の治療に取り組んでいるという方は必見ですよ!

 

肥満症に効果的な7つのお薬とその効果・副作用

病院で処方される薬① ゼニカル

病院で処方される薬① ゼニカル

ゼニカル

ゼニカルは腸で脂肪の吸収を約30%まで抑え、脂肪の摂取量を減らすことで肥満症の治療をサポートしてくれるお薬です。

食事毎に1日3錠まで服用することができますが、食事をしなかった場合や脂肪分の少ない食事を食べたときにはゼニカルを服用する必要はありません。
食事中か食後1時間以内に服用するというのが基本的な飲み方ですが、脂っこい食事を食べたときにだけ頓用するのも良いでしょう。

ただし、ゼニカルにはビタミンAやD、E、K、βカロテンの吸収まで抑制してしまうので、連日服用する場合には同時にこれらの栄養素が含まれたサプリメントを飲むことをおすすめします。

ゼニカルの副作用

ゼニカルの主な副作用は下痢です。
腸に吸収されなかった脂肪分がそのまま便として排泄されるので、下痢や便になるという副作用があります。
また、おならと一緒に脂がでたり便失禁をする場合もあるので衣類が汚れないように生理用のナプキンを使用している方も多いです。

 

病院で処方される薬② サノレックス錠

病院で処方される薬② サノレックス錠

サノレックス錠

サノレックスは食欲中枢の抑制と満腹中枢の刺激作用があり、食欲を抑えることで肥満症の治療のサポートをしてくれるお薬です。
サノレックスを服用していれば痩せる効果があるというわけではなく、食事療法や運動療法を始めるにあたり、少ない食事量で満足するための習慣を付けたりその習慣を維持するためのお薬です。

1日1錠から飲み始めて昼食前に服用するというのが基本的な飲み方ですが、ライフスタイルに合わせて飲むタイミングを変えることで効果を実感しやすくなる場合もあるので医師の指示に従いましょう。

しかし、夕方以降に服用すると睡眠障害の原因になってしまう可能性が高く、アルコールとの相性が悪いのでめまいや眠気などの症状が悪化する場合があるので控えた方が良いでしょう。

サノレックス錠の副作用

サノレックス錠の主な副作用は、のどの渇きや便秘、吐き気、睡眠障害、胃の不快感です。
また、依存性が高いのでサノレックス錠の服用期間は最長で3ヵ月と決められています。

精神疾患の方は、症状が悪化する可能性があるためサノレックス錠を服用することはできません。

 

市販の漢方薬③ 大柴胡湯だいさいことう

市販の漢方薬③ 大柴胡湯

大柴胡湯だいさいことう

大柴胡湯は体力がある人向けの漢方薬です。

胸脇苦満きょうきょうくまん心下痞鞭しんかひこうが認められていて、便秘や肩こり、耳鳴り、口の苦さがある場合に使用します。
大柴胡湯だいさいことうに配合されている、大黄だいおうという生薬には便秘を促す効果や抗炎症作用があるので、特に胸脇苦満きょうきょうくまんや炎症への効果が期待できる漢方薬と言えるでしょう。

比較的体格ががっしりしている、いわゆる「固太りタイプ」の人に用いられることが多いです。

 

市販の漢方薬④ 防風通聖散ぼうふうつうしょうさん

市販の漢方薬④ 防風通聖散

防風通聖散ぼうふうつうしょうさん

防風通聖散ぼうふうつうしょうさんは体力がある人向けの漢方薬です。

麻黄まおう石膏せっこうなどをベースにして多くの生薬が配合されています。
発汗や利尿、便秘改善、血行促進作用があることから代謝や排便を促し、肥満体質の改善をサポートしてくれます。

便秘や肥満、顔面紅潮がんめんこうちょう、ほてり、充血などの症状があるいわゆる「太鼓腹たいこばらタイプ(ぽっこりお腹)」の人に用いられることが多いです。
また、メタボリック症候群にも適する漢方薬になります。

 

市販の漢方薬⑤ 柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう

市販の漢方薬⑤ 柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう

柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとうは比較的体力がある人向けの漢方薬です。

おへその上部や下部に動悸どうきがあって便秘気味、多夢たむ、不安、不眠、抗うつなどさまざまな神経症が強い場合に使用されます。
また、「腰から下の部分がなんとなく重い」という症状も柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとうの使用の目安になります。

のぼせを改善する桂皮や鎮静作用を持つ牡蛎かき竜骨りゅうこつ、利尿作用を持つ茯苓ぶくりょうなどが配合されていて、薬剤メーカーによっては大黄だいおうが配合されている場合もあります。
便秘を解消することで肥満症の治療をサポートしてくれます。

 

市販の漢方薬⑥ 桃核承気湯とうかくじょうきとう

市販の漢方薬⑥ 桃核承気湯

桃核承気湯とうかくじょうきとう

桃核承気湯とうかくじょうきとうは弛緩性便秘で体力があり、体格が良い人向けの漢方薬です。

左下腹部の抵抗やのぼせ冷え、圧痛がある便秘、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、不眠などの精神症状や月経痛、腰痛を伴う場合に使用されます。
便秘を解消することで肥満を和らげる効果が期待できる漢方薬です。

 

市販の漢方薬⑦ 防己黄耆湯ぼういおうぎとう

市販の漢方薬⑦ 防己黄耆湯

防己黄耆湯ぼういおうぎとう

防己黄耆湯ぼういおうぎとうは体力がない人向けの漢方薬です。

防己ぼうい黄耆おうぎという生薬には利尿作用があるので、むくみを取り除く効果が期待できます。
そのため、ぶくぶくと太り色白で息切れしやすく、多飲多汗タイプの人に使用されることが多いです。

また、変形性関節症など水分を取り除くことで症状が軽くなる場合にも多く使用されています。
いわゆる「水太りタイプ」の人に用いられることが多いです。

 

これも気をつけて!漢方薬の副作用

これも気をつけて!漢方薬の副作用

一般的なお薬に比べると副作用が少ないと言われている漢方薬ですが、体質に合わないものを服用すると食欲不振や便通異常、頻尿、ほてり、発汗、めまい、月経異常などの症状が表れる場合があります。

また、食べ物と同じように漢方薬でも配合されている生薬によってはアレルギー反応が起こる場合があります。
アレルギー反応が起こる頻度は比較的少ないと言われていますが、アレルギーがある方は必ず服用前に医師に伝えておきましょう。

 

 

おわりに

肥満症の治療にお薬を用いる場合、自分に合ったものを取り入れてこそ本来の効果が期待できます。

特に市販されているお薬に関しては手軽に買えるという魅力はあるものの、漢方薬がメインなので証に合ったものを選ぶことも重要なポイントになります。
今回紹介したなかでもおすすめは「防風通聖散ぼうふうつうしょうさん」です。

病院で処方される肥満症に効くお薬も、市販で購入できる肥満症に効くお薬も、服用する前に医師に相談することで肥満症の治療に役立てていきましょう♪

肥満症のお薬を服用する前に医師に相談することで肥満症の治療に役立てていきましょう♪

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