2016/09/04

えっ!実は便秘には逆効果だった?!ごぼう茶と便秘の関係とは?

えっ!実は便秘には逆効果だった?!ごぼう茶と便秘の関係とは?

ごぼう茶には食物繊維がたっぷりと含まれていて、腸内環境を整える働きがあるお茶です。
腸内環境を整えるという事は冷え性の改善にも繋がりますし、便秘解消効果も期待できます。

しかし、ごぼう茶を飲み始めてから「便秘になってしまった」という方もいるのです。

便秘解消効果が期待できるお茶なのに便秘になってしまうというのは不思議な話。

そこで今回は、ごぼう茶と便秘の関係にスポットを当てて紹介していきます。

 

 

ごぼう茶と便秘の関係

便秘とは?

便秘には大きくわけて3つの種類があります。

  1. 弛緩性便秘
  2. 痙攣性便秘
  3. 直腸性便秘

多くの方が2~3日便意のない「弛緩性便秘」かと思います。
便意は2~3日の間に1回程度で便が固く排泄しにくいという特徴があります。

原因は大腸から肛門まで便を運ぶ蠕動運動にあると考えられており、蠕動運動が弱まる事で便が運ばれにくくなっているのです。

弛緩性便秘の場合、ごぼう茶を飲むと便秘を悪化させる可能性があるのです。

その理由は2つ。
詳しく紹介していきますね。

 

理由①水溶性食物繊維は便を柔らかくしている!

水溶性食物繊維は便を柔らかくしている!

ごぼう茶には食物繊維がたっぷりと含まれていますが、今回は特に水溶性食物繊維のイヌリンに注目します。

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分ける事ができ、水溶性食物繊維には便を柔らかくするという働きがあります。
便を柔らかくする事で便秘解消にも繋がるのですが、弛緩性便秘の根本的な原因は蠕動運動の弱まりだと言われているので、便を柔らかくしても蠕動運動が正常に働いていなければ便秘を解消する事はできません。

 

イヌリンが腸内環境を改善する!

ごぼう茶に含まれているイヌリンは大腸の中でオリゴ糖に変化し、オリゴ糖は善玉菌のエサになっているので、腸内環境を改善する為にも役立ちます。
身体の中の善玉菌が増えると糖質の分解が促され、大腸の中をより正常な状態へと近付ける事ができます。
大腸内が酸性の状態であれば蠕動運動が活発になりますので排便もスムーズに行われ、便秘解消へと繋がるでしょう。

水溶性食物繊維は下痢のような便に対してとろみを加え、固形化をサポートする役割をしているのですが、大腸内でオリゴ糖に変化する事で善玉菌のサポートも行い、蠕動運動の促進にも役立っています。

分かりやすくまとめると、ごぼう茶の成分として含まれているイヌリンは便秘・下痢どちらにも役立つ食物繊維の1つという事です。

 

理由②タンニンが蠕動運動を邪魔している?

タンニンが蠕動運動を邪魔している?

イヌリンも単体であれば便秘に効果的な成分なのですが、ごぼう茶にはイヌリン以外にもたくさんの栄養素が含まれています。
たくさんの栄養素の中でも特に便秘の原因になりかねないのが、多くのお茶に含まれているタンニンという成分です。

ごぼう茶にはポリフェノールがたくさん含まれており、水にさらしておくと出てくるアクのようなものが出てきます。
このアクの中にポリフェノールが含まれており、ポリフェノールの中にタンニンという成分が含まれています。

 

タンニンは下痢止めの薬にも使われている成分?!

実は、タンニンは下痢止めの薬にも使われている成分なんです。

ウィルス性急性胃腸炎になると胃腸がウィルスに感染している状態になるので、体内では排除活動が行われます。
この活動によって下痢が数日間続く事になるのですが、この炎症を解決する成分こそタンニンの収れん作用です。

収れん作用には炎症を抑える働きがあり、下痢のように大腸が炎症を起こして過剰に動いている状態を鎮める働きがあります。

蠕動運動が過剰に働く場合にもこのような問題がおきてしまいますし、収れん作用がマイナスな働きをすると蠕動運動を弱らせる原因にもなってしまいます。

 

飲みすぎると下痢止めと同じ働きをする

ごぼう茶を飲みすぎてしまえば自然とタンニンの過剰摂取にも繋がってしまいますので、下痢止めを同じ働きをして便秘を悪化させる可能性があるということ。
適量を飲み続けていればタンニンの過剰摂取にはなりませんので、便秘になる可能性はまずないと考えられています。

このように、いくら便秘解消に効果があると言われているごぼう茶でも、飲みすぎてしまっては本来の効果を得る事ができなくなってしまいます。
身体に良いと言われている食べ物でも食べ過ぎてしまっては身体に害になるように、どのような食材でも過剰摂取はよくありません。

適量を守ってごぼう茶を飲み続むのがポイントなんですね♡

 

 

ごぼう茶レシピの3つのポイント!

ごぼう茶のレシピや保存方法の3つのポイントを紹介しますね。

①めっちゃ簡単!ごぼう茶の作り方

簡単ごぼう茶レシピ♡自宅で簡単にできるごぼう茶葉の作り方。

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材料
  • ごぼう 1本
  • 包丁orピーラー
  • たわし
  • フライパン
  • 保存容器
作り方
  1. ごぼうに付いている砂をたわしで洗い流します。
    ※この時に皮は残るようにしてください。
  2. 包丁やピーラーで皮ごとささがきにして水で洗います。水に漬けすぎてしまうとアクが出てしまうので漬けすぎには注意しましょう。
  3. ささがきにしたごぼうを新聞紙の上に広げて2~3時間天日干しにします。
    電子レンジを使って天日干しの工程を省く場合はクッキングペーパーの上に重ならないようにごぼうを広げます。
    500wで2~3分、ごぼうをひっくり返して再び2~3分加熱してごぼうの水分が飛んだら完成です。
  4. 油をひかずにごぼうがパリっとなるまでフライパンで10分程度炒めます。
  5. ごぼうの熱が取れたらごぼう茶の茶葉の完成です。

 

②美味しく飲むコツ!ごぼう茶の淹れ方(いれかた)

美味しく飲むコツ!ごぼう茶の淹れ方(いれかた)

ごぼう茶の茶葉をお茶のパックに入れて好みの濃さに煮だしていきます。
水2リットルに対して大さじ1杯の茶葉が目安になります。

急須を使ってお茶を淹れる場合、茶葉を少し多めに入れて3分程待ってからそそぎましょう。

たったこれだけですが、ごぼう茶がより美味しくなるんですよ♪

 

③おばあちゃんの知恵袋!ごぼう茶の保存方法

おばあちゃんの知恵袋!ごぼう茶の保存方法

ごぼう茶は乾煎りした後にきちんと熱を取り、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存しておきます。
きちんと水分が飛んでいる状態で密閉できていれば1ヶ月程度は保存できるでしょう。
しかし、乾燥している茶葉は湿気を吸いやすいので、なるべく早く使いきってしまいましょう。

言うまでもありませんが、上手く保存できていないとカビが生えてしまう可能性がありますので、カビが生えたらすぐに廃棄しましょう。
また、小分けにしたり、密閉容器の中に乾燥剤などを一緒に入れておくと比較的安心して保存できるかと思います。

煮だした後のごぼう茶に関しては冷蔵庫で2~3日程度保存できると言われていますが、急須で淹れたごぼう茶に関してはその都度、飲み切るようにしましょう。

 

 

おわりに

ごぼう茶と便秘の関係を紹介しましたが、なんとなく分かりましたか?

何かと話題のごぼう茶ですが、ほど良く飲む分には便秘解消に効果的。
でも飲みすぎると下痢止めと同じ効果を発揮してしまうのです。

何事もほどほどが一番ってことですね♡

何事もほどほどが一番ってことですね♡

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