舌の裏で血液ドロドロが分かる?!知っておきたい4つのポイント
- 2019/05/30
- HEALTH

自分の血液がドロドロかどうかは簡単に確認することができないので、血液の健康状態が気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのが今回紹介する「舌チェック」の方法。
実はこの方法、舌を見ることで血液がドロドロかわかるというとっても簡単な方法なんです!
今回は舌チェックをする上で知っておきたい4つのポイントについて紹介していきたいと思います。
舌の裏で血液ドロドロが分かる4つのポイント
① なんで舌チェックで血液の状態がわかるの?
東洋医学は西洋医学と比べると10倍ほどの長い歴史があります。
西洋医学では診断名が付かなければ治療をすることができませんが、東洋医学では豊富な歴史の中で培われた経験則から舌の色や形、苔の状態などからその人の身体の状況を診断することができるのです。
舌チェックは自宅でもできる方法なので、さっそく鏡を使って自分の舌をチェックしていきましょう!
② 舌チェックをするときの注意点
色の濃いものや着色料を含んだ飲食物を口にすると、舌苔の色が変化して本来の色ではなくなってしまいます。
例えばかき氷を食べたときに舌の色が変化した経験がある方も多いかと思います。
このようにコーヒーや紅茶、コーラ、カレー、チョコレートなどの色の濃いものは舌苔を染める可能性が高いので、正しい判断をするためにも舌チェックをする前には控えなければなりません。
照明の種類や明るさによって舌の見え方はずいぶんと変わってきてしまいます。
特に蛍光灯のもとで舌チェックをする場合、蛍光灯の種類によっては舌が紫がかって見えてしまうケースがあります。
できれば自然光のもとで舌チェックするのが理想的ですが、自然光がない場合には十分な明るさがある照明を確保しましょう。
また、毎回同じ条件のもとで舌チェックをする方が、より正確に相互的な判断をすることができるかと思います。
③ 健康な舌とは?
- 淡い紅色
- 口と舌の幅が同じくらいの大きさ
- 舌の中央に白い苔が薄く広がっている
- 舌裏の静脈が見えないか、うっすらと見える
この状態がそろっていればまず健康的な状態と考えて良いでしょう。
④ ○○な舌は要注意?!
舌の色が極端に薄ければ貧血気味、極端に濃い場合にはうっ血状態。
さらに苔が白く分厚い状態の場合は胃の調子が悪く、乾燥して黄色くなっている場合には便秘の可能性が高いと考えられています。
そして、今回注目したいのが舌の裏の静脈の状態です。
この静脈が太くはっきりと盛り上がっている場合には血液がドロドロになっている可能性が非常に高いのです。
これは舌の血行が悪いというわけではなく、全身の血液がドロドロになっているケースが多いので動脈硬化や心筋梗塞などの病気の可能性が高いということになります。
舌裏がこのような状態になっていると命に関わる病気を引き起こす可能性があるので、早めにかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
まずは血液検査やマイクロチャンネル法で血液の状態をチェックしていきましょう。
おわりに
舌チェックは鏡さえあれば誰でも簡単に行える方法です。
血液状態だけでなく健康状態を知るうえでも役立つ方法なので、毎日の習慣として取り入れてみるのも良いのではないでしょうか♪